JECプロモーションさんが企画運営する
全日本エンデューロ選手権の第3戦JEC日高2DAYSエンデューロに行って参りました。
http://2011.jecpro.com/
場所は、北海道は日高になります。
いつも出店させて頂いてます、JNCCさんのクロスカントリーエンデューロと違うのは、
こちらは、オンタイム方式のエンデュ―ロ。
オンタイムとは何ぞや?と言う人はこちらをごらんください!
http://www.bikebros.co.jp/vb/offroad/ofaq/ofaq-52/
■エンデューロの形式のひとつ。
■制限時間内での周回を競うクロスカントリーに対して、テスト内でのタイムを競う。
■テスト外(ルート)では、オンタイムで時間通りに周回することが求められる。
□早着、遅着ともにペナルティとなる。
・早着はコントロールできるが、遅着は……。
・早めにチェックポイントまで来て、時間まで待つのが基本。
・これをいかにギリギリに設定するかがコース設定者の醍醐味。
今回は、2DAYのなので一日ごとに順位が決まります。
日高は、公道を使用し、一日目は一周約60kmのコースにスペシャルテストが2ケ所
周回数は3周でタイムを争います。
2日目は、約一周40Kmのコースにスペシャルテストが2ケ所
周回数は3周でタイムを争い、
コレを完走したライダー・マシーンは、午後のファイナルクロス
1周約1kmのコースを6周するスプリントレースに参加出来ます。
この2つを合わせたタイムで勝敗が決まります。
今回の日高は、先ほども申した通り、公道を使うと言う事で、
車体はナンバーや補器類が付いていない車両はエントリーできません。
なので、車種は限定されてくる訳ですが・・・・・(汗
日高まで行くと決めた理由は
今シーズン、僕たちは鈴木健二選手の個人サポートと言う形で動いております。
今年2月に契約が決まった時に、健二さんの方から日高はWR250Rにて参戦する予定だと
お聞きしました。
まだその時には、サイドカウルしかなかった訳ですが、モーターサイクルショー用の
カスタム外装を纏ったWR250Rで撮影の協力を健二選手にお願いした時に、
大変好評でした。また、モーターサイクルショーやイベント等でみなさんに良い評価を頂き、
発売を熱望する声もあり、何とか市販の目途を立てる為に、色々調整をしてきた訳ですが・・・。
ここ日高に健二さんがWR250Rで出ると言う最高の舞台に何とか製品版を間に合せられないか?
と各方面に調整をし、実際にGOが掛かったのは、8月のお盆休み前。
約3週間でものにしました。
健二さんには大変申し訳なかったのですが、テストも出来ないまま本番を迎えた訳です。
そんな経緯が日高にはありました。
私たちが日高に着いたのは、金曜日の夕方。
もう既に、チーム関係者やライダーの皆さんはマシーン準備を済ませて車検を受けている状況でした。
車検を受けて、パルクフェルメにマシーンを入れてしまうと次の日のレース前までマシーンを触る事も
できませんし、パルクフェルメには、入る事もできません。
夜は開会式が行われました。
今回の会場は日高高原荘を中心に行われる為、パドックもパルクフェルメも日高高原荘の
敷地内です。泊まるのもココだったので非常に動きやすかった。
開会式で思った事は、この大会は地域の皆さんによって支えられてるんだなぁってその瞬間から
わかりました。JECプロモーションの中西さん曰く出場ライダーやチーム関係者の人数より遥かに多い
現地スタッフが関わってくれてるとの事でした。
開会式が終わった後は、コースの説明。コースの天候やその時の状況で変更があります。
細かい注意点も一杯ある訳です。聞き逃すとコースを間違えたりと色々悪い事があるので
みなさん!真剣でしたね。
寒いだろうと思った北海道でしたが、意外と言うか・・・全国的におかしな天気は北海道も
同じで、朝晩は冷え込みますが日中は関東とさほど変わらない暑さで半袖で十分でした。
そして一日目スタート朝早い時間からレースは始まります。
7時過ぎからスケジュールは進行します。ライダースミーティングが終わり、
IAクラスからパルクフェルメ解放になります。
この間にマシーンの最後の整備をする訳です。
実は、ここを出た時からレースはスタートしてるいんですね。。。
さてやっとお目にかかれた?いや写真を撮る事に成功した健二WR250Rです。
外装の下地は、黒です。これから発売するモノも黒しかないわけですが・・・。
デカールを貼る事で、ご覧の様に青にも白にもなります。
健二WR250RのデカールはNAスタイルさんの作品。
ヤマハらしいカッコ良いデザインですね。
今回、健二WR250Rに装着されている弊社のアイテムは
・シュラウド、サイドカウル、リヤフェンダーになります。
それとココにも・・・。
アクスルブロック!開発中のアクスルブロックも装着してもらいました。
それと、今回は川の中を走る事もあり、左側サイドカウルの裏側にパネルを追加してます。
電装系が集中しているので、防水効果を高めています。
これは、前回健二さんが木古内エンデューロにてテスト済みのパーツで
今後、レースユース向けに販売も考えようかと思ってます。
とにかく、自分たちも緊張。ZERO-Gアイテムのせいで健二選手がリタイヤに追い込まれる事
が無い事を祈りつつ・・・。
スタートは3台づつ・・・。
IAクラスのランキング上位からスタートします。
と言う事で昨年度チャンピオンの内山裕太郎選手からスタート。
健二さんは、2組目4番スタート。
とにかく一周出て行くと約1時間は帰ってきません。
なのでバイクや車で移動してテストセクションを見るとか・・・。
する訳ですが。。。。
一周目は近くの河原のテストの入り口まで行ってみました。
この写真は日高ならでは。。。
公道を走ります。
これは、ここ日高ならでは。
場所によっては地域の方が見てたりして手を振ってくれたりします。
1周目が終わったようなので
すぐ戻ってきて、健二さんのパドックへ走りました。
この数十分の間にライダーはマシーンのメンテナンスやタイヤ交換を行ないます。
基本的に、チームスタッフが手伝うことは出来ず、ライダー自身が行ないます。
パドックには、IAライダーが戻ってきてます。
手際がいいですね。さすが・・・。
健二さんと目があった時、健二さんから
”このカウル、メチャクチャいい!脚が良い感じに納まってホールドしやすいし
マシーンを倒す事が出来てコーナーリングがし易い!”って言ってもらえました。
もう、最高の褒め言葉を頂いて、もう涙が出そうでした。
準備した甲斐があったってもんです。
そして、マシーン自体も健二さん自体も調子が良かったのでしょうね。
自信に満ち溢れて二周目へ。
JECは、携帯でライブタイムと順位が解ります。
2周目が終わりトップは鈴木健二!来たぁーーーー!!!
そして3周目が終わりトップは鈴木健二!2位に+28差をつけて・・・。
DAY1を優勝しました。
お見事・・・!WR250Rがなみいる強豪をねじ伏せた!w
実は、殆どの参加バイクは、競技車両(レーサー)にナンバーが付いた車両でして、
健二選手のWR250Rは、一般公道向け(トレールバイク)でしてた。
マシーンが重い!パワーが無い!などハンディーがあったわけですが・・・。
ZERO-G外装もデビューウィン!
やはり健二選手です。WR250Rを知り尽くした人だから・・・。
WR250Rの良い所を生かした走りでお見事でした。
なんか感動でした。
二日目も朝早くからスタートです。
前日の夕方、雷雨があった影響でコースコンデションは激変してしまいました。
今日は、車で各ポイントに移動して、ライダーの走りを見ました。
川渡りをする健二選手です。
結構、困難だったようです。
しかし、健二WR250Rは、1周目のテストからトップ!
2周目からは、コース状況が悪化しスタックポイントも増えてしまったようですが、
どうにか走り切り、テスト6アタック中5回のトップタイムを刻み2位に一分以上の
差をつけ二日目前半をトップで通過しました。
いよいよ午後のファイナルクロス!
レース前に健二さんに話を伺いましたが、さすがにスプリントレースは、WR250Rはキツイかな?
とおっしゃってましたが・・・。
レースがスタート!
トップは、元ヤマハワークスの健二選手も良く知る、釘村ただし選手が独走状態。
健二選手はマシーン的なハンディーがあり苦しいながらも5位でチェッカー。
午前中の2位との差と、このファイナルクロスのタイムの合計で順位が決まるわけですが、
午前中のテストのタイム差が多きこともあり、健二選手の1位が確定。
健二選手は、Day1・Day2と2連勝を決め、文句なしの総合優勝となりました。
そして、ZERO-Gカスタム外装もデビューウィン!となりました。
今回、我々のデモ車も外装を量産プロトに変更、グラフィックも一新しました。
今年、3月より出品してきましたグラフィックとはまったく違う感じになり、
会場でも評判でした。また女性にも人気がありました。
今回も、マッドフィッシュデザインズ様の作品です。
外装販売開始と同時に、グラフィックキットも販売したいと思っておりますので宜しくお願い
致します。
今回、健二WR250Rに装着したシュラウド・リヤフェンダーにつきましては、11月中旬ごろ販売予定を
しております。
詳しい内容はまた後日、ホームページの方で紹介させて頂きたいと思いますので、宜しくお願い致します。
JNCCとJEC目下両シリーズでランキング1位の鈴木健二選手。
次回は、JNCC 第六戦 ハイポイント菅生になります。(10月6・7日)
場所は、宮城県スポーツランドSUGOになります。
ZERO-Gもブース出展を致します。
今回の外装はもちろん、同じ時期に発売を予定しているニューアイテムも展示する予定ですので
宜しくお願い致します。
最後に今回の日高の動画など・・・ xpressjapanさんの制作です。
http://www.youtube.com/watch?v=wuULDxoMOGs&feature=player_embedded
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